コンサルティングによってその企業が抱える問題や経営者の方の悩みを解決していくには、経営者の方とコンサルタントとの信頼関係がなくてはなりません。経営者の方の考えや会社の実情について第三者的視点を含めながら会話を重ねることで、問題に対する認識を合わせるとともに本音で話せる関係の構築を進めます。
会話を通じて取り組むべきテーマを明らかにした後は、そのテーマに関する現状を分析・整理します。現場で実際にその業務に関わる方との会話や現物の確認を通じて、人や物の動き、それに付随する情報等を整理し、解決すべき問題とその優先順位を明らかにします。
現状分析によって解決すべき問題とその優先順位を明らかにした後は、解決すべき問題の範囲を決め、取り組むべき課題を設定します。この課題を解決するための方法について案を提示し、経営者の方と検討を重ね現実的なタスクに落としていきます。
課題解決に向け取り組むべきタスクを実行に移すため、必要な体制の構築や、利用できる経営資源を整理しながらスケジュールやマネジメントルール等の策定を行い、プロジェクト全体を計画し、実行に移します。
実行段階では、計画した事項が必ずしも予定通りには進みません。状況を把握しプロジェクト推進上の問題点を洗い出し、必要な対策を経営者の方とともに講じます。
プロジェクトで計画したタスクが完了した後は、そのオペレーションの状況を把握しつつ新たに生じた課題や改善すべき事項についてフォローする必要があります。定期的な状況確認と改善への取り組みを支援します。